M&Aマッチングサイトのおすすめ18選【2021年最新比較】

M&Aマッチングサイトとは、インターネット上でM&Aの相手企業を探せるサービスです。この記事では、代表的なM&Aマッチングサイトを取り上げ、特徴や料金などをわかりやすく比較・紹介します。

M&A マッチングサイト(FV)

目次
  1. M&Aマッチングサイトとは?
  2. M&Aマッチングサイトのタイプ
  3. M&Aマッチングサイト一覧
  4. M&Aマッチングサイトを選ぶポイント
  5. まとめ

M&Aマッチングサイトとは?

M&Aマッチングサイトとは、インターネット上のシステムを介してM&Aの売り手と買い手を引き合わせるサービスのことです。

典型的には以下のような流れでマッチングが行われます。

  1. 売り手・買い手が会員としてサービスに登録
  2. 売り手側が売却案件情報、買い手側が企業情報や買収ニーズを(匿名で)登録
  3. 買い手側が売却案件情報を閲覧し、気になった売り手に交渉をリクエスト(または売り手側が買い手側の情報を閲覧して交渉をリクエスト)
  4. 相手側がオファーに応じればマッチング成立
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M&Aマッチングサイトのタイプ

M&Aマッチングサイトは基本的な機能の面で以下の3つのタイプに分けることができます。

  1. 一般的なM&Aマッチングプラットフォーム
  2. アドバイザー紹介型のM&Aマッチングプラットフォーム
  3. 特定の仲介会社が提供するマッチングサイト

1が最も典型的なタイプで、売り手と買い手にマッチングの場(プラットフォーム)を提供するだけで、基本的にはM&Aの交渉や手続きの支援には関わりません(下図参照)。
そのため、M&A仲介サービスなどと比べて低コストで利用できます

マッチング成立後は直接当事者で交渉するか、別途アドバイザー(FAや仲介会社)と契約して支援を依頼することになります(大半のM&Aマッチングサイトでは利用者の求めに応じてFA・仲介会社の紹介を行っています)。

アドバイザーが売り手や買い手の代理として1のタイプのサイトを利用し、案件登録や相手企業への交渉オファーなどを行うケースもあります。

■M&Aマッチングプラットフォームのサービス概要(ビズリーチ・サクシードの例)

ビズリーチ・サクシード サービス

2のタイプの場合、まずはサイト上で売り手・買い手とアドバイザーのマッチングが行われ、次いでそのアドバイザーを介して相手企業にアプローチしていくという流れになります。
一言でいえば、アドバイザーの選定と交渉相手の選定をセットにしたサービスです。

アドバイザーとの契約が必須となりますが、マッチングサイト自体の利用料はかからないのが一般的です。

3のタイプは仲介会社がサービスの一環として提供しているサイトです。
このタイプのマッチングサイトで出会った相手と交渉を進めるためにはその仲介会社との契約が必要になります(あるいは、マッチングサイトを利用する前の段階で仲介会社との契約が求められるケースもあります)。

取扱対象の面では、M&A全般を扱うサイト、海外企業とのM&A(クロスボーダーM&A)向けのサイト、特定の譲渡対象・業種に特化したサイトなどのタイプがあります。

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M&Aマッチングサイト一覧

代表的な18のM&Aマッチングサイトを以下の4タイプに分けて紹介していきます。

  • 一般的なM&Aマッチングプラットフォーム
  • アドバイザー紹介型M&Aマッチングプラットフォーム
  • 特定の仲介会社が提供するM&Aマッチングサイト
  • クロスボーダーM&A向けマッチングプラットフォーム
  • 対象・業種特化型M&Aマッチングサイト

一般的なM&Aマッチングプラットフォーム

ビズリーチ・サクシード

概要

ビズリーチ・サクシードは完全審査制の法人向けM&Aプラットフォームです。
審査を通過した企業の売却案件だけが掲載され、買い手側も本気でM&Aに取り組む優良企業のみが参加しているため、質の高いマッチングを図ることができます。

売り手企業3,300件以上、買い手企業7,100件以上(2021年7月現在)と、登録件数も豊富です。

売り手側は完全無料で利用でき、買い手側が負担する手数料も一般的な仲介会社などと比べて安価です。
成功報酬のみのプランやサポートが充実したプランも用意されています。

ユニークなサービスとして、買い手企業による公募の企画も定期的に行われています。
買い手企業がインタビュー記事をもとに自社の思いをアピールし、一定の条件を備えた売り手企業を募集するという企画です。

これまでに飲食、宿泊、美容、薬局、物流IT製造などの幅広い業種で公募が開催されています。[1]

特徴まとめ
  • 完全審査制、登録件数多数で、幅広い相手との質の高いマッチングが期待できる
  • 売り手側は手数料完全無料
  • ブランディングも兼ねた公募案件の立ち上げも可能
料金体系

売り手

無料

買い手

【ライト(交渉リクエスト送信数10通まで)】

月額費用0円
成約時手数料2.0%(最低金額200万円)

【ベーシック(交渉リクエスト送信数60通まで)】

月額費用69,800円
成約時手数料1.5%(最低金額150万円)
先行公開案件への優先アプローチ、希望案件募集が可能

【アドバンス(交渉リクエスト送信数200通まで)】

月額費用198,000円
成約時手数料1.5%(最低金額150万円)
先行公開案件への優先アプローチ、希望案件の募集が可能
充実したサポートあり

M&Aクラウド

概要

M&Aクラウドは売り手・買い手間の直接交渉に特化したM&Aマッチングプラットフォームです(M&A業者は登録できません)。
M&Aだけでなく出資や業務提携にも幅広く対応しています。
売り手側は個人事業主でも利用可能です。

買い手企業が求人広告のように実名でM&A・出資ニーズを登録し、売り手の「集客」ができるのが特徴です(匿名でも利用できますが、機能に制限があり、手数料も割高です)。

売り手側としても買い手企業に積極的に売り込みができます。
売り手側が匿名で売却案件情報を登録し買い手のオファーを待つことも可能です。

買い手企業登録数(実名での掲載数)は400件程度と少なめですが、M&A・出資に積極的な企業が集まっています。
売り手側にはスタートアップを含むIT系企業が多いのが特徴です。[2]

特徴まとめ
  • M&A業者による登録が排除されており、直接交渉が行いやすい
  • 資金調達・出資や業務提携にも対応
  • 買い手企業が積極的に売り手を募集できる
料金体系

売り手

無料

買い手

【掲載プラン(実名でニーズを登録)】

初期費用:要問い合わせ
成功報酬:売買価格の0.9~9%
オプション(人気の売却案件へのスカウト):月額50,000円

【クローズドプラン(匿名で利用)】

初期費用:0円
成功報酬:売買価格の1~10%

M&A総合研究所M&Aプラットフォーム

概要

M&A仲介とWebメディア運営を手がけるM&A総合研究所が提供しているM&Aプラットフォームです。
仲介会社が提供するサイトですが、一般的なM&Aマッチングプラットフォームの特徴を備えたサービスです。
売り手企業や譲渡・買収の相談を受けている専門家はプラットフォームを無料で利用できます。

M&A総合研究所ではAI技術を活用した自動マッチングも行っており、登録された情報をもとにして最適な候補企業が見つかった場合には、登録企業に通知されます。
機械学習・深層学習技術の開発を行うPKSHA Technologyとの共同開発によるAIを用いることで、人間では思いつきにくい異業種間のマッチングや、スピーディーなマッチングを実現しています。[3]

特徴まとめ

  • 売り手企業やM&A専門業者は無料で利用できる
  • 異業種とのマッチングやスピーディーなマッチングが可能
  • M&A仲介の経験が豊富なアドバイザーにサポートを依頼することも可能

料金体系

売り手

無料

買い手

要問い合わせ

スピードM&A

概要

スピードM&Aは、売り手側による案件登録と買い手側からのオファーというマッチングの基本機能を中心に構成されたシンプルなサービスです。
秘密保持契約のもとで交渉のやり取りやファイルの添付などを手軽に行えるプライベートチャット機能もついています。

譲渡価格1円~50億円超のあらゆる規模の案件に対応しており、個人事業主も登録可能です。

売り手側は手数料が完全無料で、買い手側には原則として成功報酬の支払いが発生します。
ただし、売り手側の仲介会社・FAにより登録された案件のなかにはスピードM&Aへの報酬支払いが不要なものもあります。[4]

特徴まとめ
  • 機能がシンプルで利用しやすい
  • チャット機能により手軽にM&A取引が開始できる
  • スピードM&Aの手数料が無料の案件であれば、買い手側も仲介会社・FAへの支払いだけでマッチングサイトを利用できる

料金体系

売り手

無料

買い手

成功報酬:下記A+B+C(最低20万円)

A:売買金額のうち3,000万円以下の部分の5%
B:3,000万円超~1億円以下の部分の3%
C:1億円超の部分の1.5%

※仲介会社・FAが登録した案件の一部で手数料が無料

TRANBI

概要

TRANBIはM&Aの相手企業だけでなく業務提携先や出資・資金調達先を探すこともできるマッチングプラットフォームです。
個人・法人ともに利用できます。中小企業・地方企業向けの外部人材募集サービスも合わせて提供されています。

売り手側は無料でM&Aマッチングの基本サービスを利用できます。売り手との交渉を望む買い手企業や、M&Aマッチング以外の機能を利用したい企業は有料プランへの加入が必要です。

有料プランには情報漏洩時(またはその恐れが発覚した場合)の弁護士費用を補償する保険サービスが付帯します。

別途料金が発生しますが、インタビュー記事を用いた公告のサービスも利用できます。[5]

特徴まとめ
  • 提携先・出資先・資金調達先や外部人材も募集可能
  • 有料プランには情報漏洩保険が付帯
  • プロのライターが執筆するインタビュー記事(事業ストーリー公告)も掲載可能(料金別途)
料金体系

売り手

無料

買い手

【無料プラン】

M&A案件閲覧、買収ニーズ登録、売り手への交渉申込送信のみ可能

(売り手からの返信の閲覧時に有料プランへの加入が必要)

【ベーシック(売却希望価格500万円まで)】

月額費用:3,980円
情報漏洩保険付き
提携先などの募集が可能

【ビジネス(売却希望価格3,000万円まで)】

月額費用:9,800円
情報漏洩保険付き
提携先などの募集が可能
外部人材の募集が可能

【エンタープライズ(売却希望価格無制限)】

月額費用:19,800円
情報漏洩保険付き
提携先などの募集が可能
外部人材の募集が可能
専門家などによる代理買い交渉が可能

BATONZ

概要

BATONZはDD・リスク保険のオプションの提供やM&A支援専門家の積極的な紹介を行っているM&Aマッチングプラットフォームです。

マッチングプラットフォームとしての機能は一般的なものですが、買い手側は相場よりも低価格でDD(企業調査)のオプションが利用できます。
このオプションには買収後に発覚したリスクを補償する保険が付帯します。

積極的な買収をサポートするプレミアムプランも用意されています。

BATONZはM&A支援専門家のサポートにも力を入れており、PRの場や実務ツールキットなどを提供しています。
売り手・買い手はサイトに登録された豊富な専門家のなかから支援を依頼する相手を選ぶことができます(ただし依頼には別途料金が発生します)。[6]

特徴まとめ
  • 低コストでDDを行うことができる
  • 買収後のリスクに対する保険が利用できる
  • M&A専門家に対するプログラムも豊富
料金体系

売り手

無料

買い手

【通常プラン】

成約価額の2%(最低報酬25万円)

【プレミアム会員】

個人:月額4,900円
法人:月額9,800円
非公開案件とのマッチング
積極買収者としての表示
価格査定レポート
成約時には会費をキャッシュバック

【BATONZ DD】

1回398,000円
中小M&A保険が付帯(補償額最大300万円)

ビズマ

概要

ビズマは小規模な会社の事業承継に特化したマッチングプラットフォームです。
地方自治体や地域の金融機関などと連携し、地域密着型のマッチング支援を提供しています。

案件登録から相手企業へのアプローチ、交渉開始まで、運営事務局のサポートのもとで手続きが進行するため、リソースの関係でオンライン手続きが困難であったりインターネットに抵抗感があったりする場合にも利用しやすいサービスです。

案件情報掲載後も定期的にスタッフが更新の必要性を掲載元に確認し、案件情報の質と鮮度を保つ仕組みになっています。

マッチング成立後には、専門家への紹介を無料で行うほか、交渉をサポートする専門ツール(有料)も提供しています。[7]

特徴まとめ
  • 小規模企業の事業承継に特化した地域密着型プラットフォーム
  • サポート充実の伴奏型支援
  • IT活用に不安があっても利用しやすい
料金体系

無料プラン

売り手・買い手ともに、基本サービス(案件情報の登録・更新・閲覧、相手企業への問い合わせなど)の利用は無料

有料プラン

【有料会員基本サービス】

月額費用3,000円
企業概要書自動作成ツールの利用
NDA締結事務代行(月2回まで)
進捗案件のファイル管理(M&A専門家向けサービス)
アドバイザー一覧への掲載(M&A専門家向けサービス)

【NDA締結事務サービス】

1回3,000円(譲受側のみ費用を負担)

【アドバイザー紹介サービス(M&A専門家向け)】

1件あたり30,000円
案件登録企業にアドバイザーとして紹介(企業との間でアドバイザリー契約が締結された時点で手数料が発生)

マールマッチング

概要

マールマッチングは、M&Aデータベースの販売やM&A関する専門情報の発信で定評のあるレコフデータが運営するM&Aマッチングプラットフォームです。
レコフデータが培ってきたネットワークやノウハウを活かしつつ、公共性・中立性・信頼性に重点を置いた運営がなされています。

売り手・買い手による売却案件・買収ニーズ登録、情報検索、交渉オファー送信というマッチングサイトの基本機能に絞ったシンプルなサービスで、料金体系も簡明です(売り手側完全無料、買い手側は成功報酬のみ)。

売り手側は法人・個人・M&A専門業者が登録できますが、買い手側は買収を検討している法人しか登録できないことになっています。[8]

特徴まとめ
  • M&Aデータベース販売・専門紙発行で定評のあるレコフデータが運営
  • 公共性・中立性・信頼性に配慮したシンプルなM&Aマッチングプラットフォーム
  • 売り手側無料、買い手側成功報酬のみという簡明な料金体系
料金体系

売り手

無料

買い手

成功報酬:成約価額の3%(最低金額100万円)

アドバイザー紹介型M&Aマッチングプラットフォーム

M&Aプラス

概要

M&Aプラス大手会計事務所のデロイトトーマツグループが運営するM&Aマッチングプラットフォームです。
国内約40都市の1万人以上の専門家がFA会員として参加しており、すべての取引に専門家が関与します。

入会・案件登録をするには厳正な審査を通過する必要があります。

売り手・買い手はFA会員のなかから希望するFAをスカウトするか、FAからのオファーを承認する形で担当FAを選定します。
売り手・買い手それぞれの担当FAが希望条件に見合った候補企業をマッチングプラットフォーム上で探し出し、売り手・買い手の承認を得た上で、相手企業のFAを介しつつ交渉を進めていきます。

M&Aの業務プロセスを効率化するための可視化ツールも提供されています。[9]

特徴まとめ
  • 大手会計事務所のネットワークを活かしたFA紹介型のマッチングプラットフォーム
  • 売り手・買い手それぞれに担当FAがつき、公正なM&Aを実現
  • M&Aの業務プロセスをシステム上で可視化

料金体系

M&Aプラスでは売り手・買い手ではなくFA会員が手数料を支払う仕組みになっています。
売り手・買い手はM&Aプラスを無料で利用できますが、担当FAとの間でアドバイザリー契約を結ぶことになるため、各FAが設定する手数料を支払う必要があります。

 

入会登録料

アカウント利用料

FA契約締結時料金

最終契約締結時料金(譲渡金額に応じて課金)

スタンダード会員

20万円

2アカウントまで無料
3カウント以降は1アカウントあたり月額1万円

売り手FA:無料
買い手FA:10万円
仲介:10万円

売り手FA:0円~300万円
買い手FA:50万円~300万円
仲介:50万円~600万円

プロフェッショナル会員

1アカウントあたり月額1万円

無料

売り手FA:無料
買い手FA:0~150万円
仲介:0~150万円

アクティブ会員

1アカウントあたり月額5万円

無料

無料

M&A・事業承継
大手M&A3社の手数料や売上高、取扱件数を徹底比較

日本国内において、大手のM&A仲介会社は3社あると言われています。今回の記事では、M&Aの実務経験を豊富に持つ公認会計士が、大手M&A3社の手数料体系や売上高、取扱件数をくわしく比較します。(公認 […]

事業承継総合センター

概要

事業承継総合センターは、売り手企業と仲介会社の管理する買い手候補を結びつけることを目的としたM&Aマッチングプラットフォームです。
直接的には、売り手企業と仲介会社(約30社)を引き合わせる形になります。

センター事務局が売り手からの相談内容と仲介会社の管理する買い手リスト(計10,000社以上)を突き合わせ、有望な買い手案件をいくつか選定します。
売り手側は、提示されたなかで気に入った買い手案件があればその案件を管理する仲介会社と契約し、以後の交渉を進めて行くことになります。

M&A仲介で売り手側が不利な扱いを受けないよう、仲介業務の不審点についての状況開示や利益相反回避措置の実施などをセンターから仲介会社に要求できる体制が構築されています。[10]

特徴まとめ
  • 売り手企業と仲介会社・買い手候補をマッチング
  • 公正な仲介をサポート
  • マッチングプラットフォームの利用料は無料

料金体系

手数料は売り手・買い手と契約した仲介会社から支払われます。

売り手

無料(ただし、買い手候補と交渉を進める場合には仲介会社との契約が必要)

仲介会社

売買金額に応じた成功報酬(最低金額500万円)
例:売買金額1億円以下に対して500万円、売買金額5億円に対して2,500万円、売買金額15億円に対して6,000万円

仲介会社が提供するM&Aマッチングサイト

SMART

概要

SMARTは全国7都市に拠点を構えるM&A仲介会社ストライクが運営するM&Aマッチングサイトで、1998年から運営されている歴史のあるサービスです。

売り手が登録した匿名の売却案件情報をインターネット上で公開したり、定期配信のメールマガジンやストライクの人的ネットワークを介して発信したりすることで、幅広い買い手とのマッチングが図られます。
インターネット上では公開しないなどの選択も可能です。

ストライクのM&A仲介サービスは基本合意成立時とM&A契約成立時に報酬を支払う形になっており、SMARTへの案件登録や買い手による案件への問い合わせなどは無料で利用できます。[11]

特徴まとめ
  • 仲介会社により開設された長い運営実績のあるM&Aマッチングサイト
  • 登録案件はインターネットだけでなくメールマガジンなどでも発信
  • M&A仲介会社のサービスなのでマッチングから交渉へスムーズに移行できる
料金体系

売り手

SMARTの利用自体は無料(基本合意成立時に資産総額に応じた報酬、最終契約成立時に譲渡金額に応じた報酬が発生)

買い手

要問い合わせ

fundbook

概要

fundbookはM&A仲介とM&Aマッチングプラットフォームを兼ね備えたサービスです。
マッチングから成約までワンストップでサポートする仲介アドバイザリーサービスのなかに、M&Aマッチングプラットフォームが組み込まれています。

売り手側はfundbookとアドバイザリー契約結んだ後に匿名の案件情報をプラットフォームに掲載し、買い手側は掲載された案件を閲覧して売り手を探し、本格的な交渉を開始する段階でfundbookと契約を締結するという流れになります。
以後はfundbookの仲介サポートのもとで交渉が進められます。

プラットフォーム上でデータの受け渡しやアドバイザーへの相談、スケジュール管理、契約書などのデータの一元管理が行え、効率的な取引が可能です。[12]

特徴まとめ
  • M&A仲介のワンストップサービスに組み込まれたマッチングプラットフォーム
  • プラットフォーム上でデータやスケジュールの管理、アドバイザーへの相談なども可能
  • マッチングプラットフォームの利用は無料

料金体系

fundbookの仲介サービスでは基本合意時の中間報酬(成功報酬の10%)とM&A成約時の成功報酬(譲渡対象資産額に応じた金額)のみ請求されます。
マッチングプラットフォームの利用はその前段階に位置するため売り手・買い手ともに無料で利用できます。

M&A・事業承継
M&A仲介とFAの違いを図解で解説【仲介会社20選も紹介】 

M&Aの仲介とは、M&Aアドバイザーが売り手と買い手の間に立って、中立的な立場でM&Aの成立をサポートすることです。FAの違いや、おすすめ仲介会社、仲介会社を選ぶポイントをくわしく解説します。(公認会計士 前田 […]

クロスボーダーM&A向けマッチングプラットフォーム

M&A PARK

概要

M&A PARKは世界30カ国以上の投資家に対して売却案件を公開できるM&Aマッチングプラットフォームです。
日本語で登録した案件は翻訳されて海外投資家に提供されるため、幅広い相手とのマッチングが期待できます。

マッチングプラットフォームとしての機能は一般的なものです。
売り手側は無料で利用でき、買い手側には成功報酬として成約価額の3%のみが課されます。

有料オプションとして、M&A案件の上位表示枠への掲載、案件登録代行のサービスが用意されています。[13]

特徴まとめ
  • 世界30カ国以上の投資家が対象
  • 登録案件は翻訳して公開
  • 案件の上位表示・登録代行などのオプションも利用可能

料金体系

売り手

無料

買い手

【成功報酬】

成約価額の3%(最低金額50万円)

【オプション】

案件の上位表示枠への掲載:月額5万円
案件の登録代行:1件3万円

DoM&A(ドマンダ)

DoM&A(ドマンダ)は東南アジア企業とのクロスボーダーM&Aに特化したマッチングプラットフォームです。
シンガポール、ベトナム、インドネシア、マレーシア、インド、カンボジアなどの売却案件が登録されています(とくにシンガポールとベトナムの案件が多数)。

売却案件の業種は、システム開発、ソリューションプロバイダ、製造、建設、建築、物流、デザイン、小売、飲食、医療、教育・学習、人材派遣など、多岐にわたります。

料金は定額となっており、買収金額に応じた成約手数料がかからないのが大きなポイントです。[14]

特徴まとめ
  • 東南アジア諸国とのクロスボーダーM&Aに特化
  • 多種多様な業種の買収に対応
  • 定額制で成功報酬が不要

料金体系

売り手

無料

買い手

以下のいずれかのプランを選択

【プランA】

初期段階(情報リクエスト・案件掲載者とのマッチング)で10万円の支払い

【プランB】

交渉を本格化させる中間段階(トップ面談、意向表明書提出・基本合意締結、デューディリジェンス開始のいずれか)で400万円の支払

M&A'RKET

概要

M&A'RKETは買い手側からの積極的なアプローチをサポートするM&Aマッチングプラットフォームです。
買収だけでなく出資や業務提携などにも対応しています。

買い手企業は買収ニーズを登録して日本国内および海外のFAに向けて公開し、売却案件のオファーを受けることができます。
また、買収したい意中の企業のリストを登録しておくと、その企業とつながりのあるFAを通して交渉の機会が得られる可能性があります。

サービスを利用する買い手は大手企業や上場企業が多く、参加しているFAの国籍は、日本を初め、アジア、オセアニア、南北アメリカ、ヨーロッパ、中東、アフリカの計50カ国にわたります。[15]

特徴まとめ

  • 買い手側から買収ニーズをFAに向けてアピールでき、意中の企業を狙い撃ちすることも可能
  • 世界50カ国のFAを通してクロスボーダーM&Aをサポート
  • 買収だけでなく出資や提携にも対応

料金体系

売り手側FA

要問い合わせ
※売り手側はFAを介してサービスを利用する仕組みになっており、売り手企業が最終的に負担する金額はFAとの契約によります

買い手

基本合意時・最終契約成立時の成功報酬(金額の詳細は要問い合わせ)

M&A・事業承継
クロスボーダーM&Aとは?メリットや手法、有名事例を徹底解説

クロスボーダーM&Aとは、譲渡企業か譲受企業のいずれかが海外の企業であるM&Aです。近年増加傾向にあるクロスボーダーM&Aの目的や手法、有名事例、成功に導くための注意点をわかりやすく解説します。(公認会計 […]

 

 

対象・業種特化型M&Aマッチングサイト

飲食M&A

概要

飲食M&Aは飲食業店舗の売買に特化したM&Aマッチングサイトです。
飲食業向けの各種サービス(店舗物件・仕入先の検索、厨房機器販売、求人掲載、出店サポートなど)を展開する飲食店.COMが運営しています。

飲食M&Aはタイプとしては仲介会社が運営するマッチングサイトで、売り手側の一部のプランを除き利用にはアドバイザリー契約が必要になります。

飲食店.COMの保有する膨大な立地・物件データをもとに店舗の事業価値を評価する無料Web査定サービスも用意されており、立地や財務情報などを入力するだけで簡単に査定を受けることができます。[16]

特徴まとめ
  • 飲食店に特化したM&Aマッチングサイト
  • 売り手側は無料で利用することも可能
  • ビッグデータをもとにした無料査定サービスも提供

料金体系

売り手

【フルサポートプラン】

事業価値の査定、譲渡条件の検討、マッチングの提案、条件交渉などをアドバイザーがサポート
手数料:譲渡金額に応じた成功報酬
(例:譲渡金額2,000万円に対して手数料250万円、譲渡金額2億円に対して手数料1,300万円)

【ライトプラン】

アドバイザーが条件交渉をサポート
適用条件:営業中で賃貸契約未解約の1店舗または造作の譲渡
手数料:要問い合わせ

【セルフプラン】

案件登録から成約まで売り手自身で対応
手数料:無料

買い手

売り手側のフルサポートプランと同様のサポート内容で、同一の手数料

M&A・事業承継
飲食店の居抜き売却・M&A【売却価格の相場や最新事例を解説】

飲食店の売却手法は、「居抜き売却」と「M&A」の2種類です。また、売却価格の相場は立地・規模・清潔感・財務状況で決まります。飲食店の売却について、手法やメリット、最新事例をくわしく解説します。 飲食店のM& […]

サイトキャッチャー

概要

サイトキャッチャーはWebサイトの売買に特化したM&Aマッチングサイトです。
2005年から運営されており、売買実績数・案件登録数ともに豊富です。

マッチングのみを提供し交渉は売り手・買い手が直接行うプランと、サイトキャッチャーが交渉の仲介を行うプランがあります。
サイト売買の最終契約書の作成は専任の行政書士が無料で代行します。

サイト指名買いサービスを利用すれば、売却案件として登録されていないサイトに対してもサイトキャッチャーを介してオファーを送ることができます。

24時間以内に回答が得られる無料クイック査定サービスがあり、プロの目線からの評価を手軽に入手できます。[17]

特徴まとめ
  • Webサイト売買に特化
  • 登録案件以外でも指名買いオファーが可能
  • 24時間以内に回答が得られる無料Webサイト査定サービスも提供

料金体系

売り手

【直接交渉プラン】

売買金額の3%(最低金額5万円)

【仲介プラン】

売買金額に応じた成功報酬(最低金額20万円)
例:売買金額2,000万円に対して200万円、売買金額4,500万円に対して420万円

買い手

【直接交渉プラン】

売り手と同一

【仲介プラン】

売り手と同一

【サイト指名買いサービス】

売買金額の10%+10万円(最低金額20万円)

M&A・事業承継
Webメディア売却の事例や相場を徹底解説【2021年最新版】

Webメディア売却の市場は近年拡大しており、さまざまな種類・規模のメディアが売買されています。Webメディア売却の動向や最新事例、メリット、売却金額の相場などをくわしく解説します。 目次Webメディアの売却動向Webメデ […]

ReeMA

概要

ReeMAは不動産所有会社(収益不動産を所有・管理する会社)のM&Aと収益不動産の売買に特化したマッチングプラットフォームです。

M&Aによる不動産所有会社の譲渡は会社を清算する場合と比べて税負担が軽く、オーナーの手取り額が多いというメリットがありますが、一般的なM&A仲介会社では不動産関係の専門家が在籍しておらず、適切に対応できいケースが大半です。

ReeMAは売却案件情報の公開を通して売り手と買い手を結びつけるとともに、不動産M&Aに精通した専門家の紹介を通して適正かつスピーディーなM&Aをサポートしています。[18]

特徴まとめ
  • 不動産所有会社・収益不動産の売買に特化
  • 不動産M&Aに精通した専門家に支援を依頼できる
  • 買い手側は手数料0円

料金体系

売り手

【案件掲載料】

要問い合わせ

【買主情報の閲覧料】

1社分無料、2社目は10,000円、3社目以降は何社でも20,000円

買い手

無料

[1] ビズリーチ・サクシード
[2] M&Aクラウド
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M&Aマッチングサイトを選ぶポイント

M&A マッチングサイト 選ぶポイント

マッチングサイトのタイプ

M&Aマッチングサイトには、マッチング機能だけを備えたタイプと、アドバイザーの紹介・選定を含むタイプと、仲介会社のサービスの一環として提供されているタイプがあります。

マッチングサイトを選ぶ段階でミスマッチが生じていると、M&Aの相手企業とのマッチングがはかどらなかったり、余計な費用がかかったりしてしまいます。

自社の目的とニーズにあったタイプのマッチングサイトを選ぶことが重要です。

M&A・事業承継
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売却案件・買い手企業・買収ニーズの登録数

一般的に、相手側の登録数が多いほど、好適な候補(大きなシナジーが期待できる企業、自社を高く買ってくれる企業)と出会うチャンスが大きくなります。
売り手にとっては買い手企業・買収ニーズの登録数、買い手にとっては売却案件の登録数は外せないポイントです。

ただし、登録数が多くても「ハズレ」の企業(M&Aに本気でない企業や社会的に問題のある企業など)の割合が高くてはあまり意味がありませんし、交渉開始後にトラブルが発生したり交渉が無駄に終わったりする恐れも高くなります。

したがって、サイトへの入会や案件の登録に際して審査が行われているかどうかも大きなポイントになります。

マッチングサイトが得意とする業種の傾向

M&Aマッチングサイトがどのような業種の案件を得意としているかも重要な検討ポイントです。
ただし、自社と同じまたは近縁の業種を得意とするマッチングサイトが最適だとは必ずしも言えません。

同業種間のM&Aを明確な理由のもとで強く希望しており、自社の業種に特化したM&Aマッチングサイトが存在しているのであれば、そのサイトを選ぶのが早道と言えるでしょう。

そうしたサイトが存在していない場合や、関連業種や異業種とのM&Aを求めている(視野に入れている)場合には、ある程度幅広い業種を扱っている一般的なマッチングサイトを選ぶ必要があります。

明確な戦略なしに何となく同業種間のM&Aを検討しているというケースもあるでしょう。
そうしたケースでは、業種特化型のマッチングサイトよりも一般的なマッチングサイトのほうが適しているかもしれません。

M&Aマッチングサイトの最大のメリットは幅広い相手と出会えることにあり、思いも寄らない異業種の相手とのマッチングが大きな成功につながる例が多々あるからです。

まとめ

M&Aマッチングサイトの登場により中小規模の企業にとってもM&Aが身近なものとなり、従来は考えられなかった組み合わせのM&Aが成立することも珍しくなくなりました。

現在ではM&Aマッチングサイトの数が増え、選ぶのに苦労するほどになっています。
今回紹介したM&Aマッチングサイト一覧や選び方のポイントを参考にして最適なサイトを選定し、M&Aを成功に導いていただければ幸いです。