事業承継・M&Aプラットフォーム M&Aサクシード

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コロナ禍における建設業界のM&Aニーズ堅調、建設関連の譲渡案件数が前年同期比1.2倍~リフォーム、土木、電気工事、設備工事など譲渡案件が増加~

2021年5月18日
プレスリリース

Visionalグループのビジョナル・インキュベーション株式会社(所在地:東京都渋谷区/代表取締役社長:永田 信)が運営する事業承継M&Aプラットフォーム「ビズリーチ・サクシード」(https://ma-succeed.jp/)は、2020年4月~12月に「ビズリーチ・サクシード」に公開されていた建設関連の譲渡案件数(218件)が前年同期比1.2倍、前々年同期比3.6倍で、全公開譲渡案件数のうち7%であったことをお知らせします。また、「ビズリーチ・サクシード」の累計譲り受け企業6,300社(2020年12月現在)のうち建設業界のM&Aを希望する企業は1,038社(全体の16%)で、建設業界のM&Aニーズが高いことがうかがえます。(✳︎)「ビズリーチ・サクシード」は「M&Aサクシード」にサービス名を変更しました(2022年6月7日追記)

 

■コロナ禍における建設業界のM&Aニーズは譲渡企業・譲り受け企業ともに堅調
ビジョナル・インキュベーション株式会社
ビズリーチ・サクシード事業部 事業部長 前田 洋平 コメント

建設業界は後継者未定の企業が多く、事業承継M&Aプラットフォーム「ビズリーチ・サクシード」では、建設関連の譲渡案件数はコロナ禍以前から堅調でした。その後、後継者未定に加え、コロナ禍の影響で、売り上げの減少、資金繰りの悪化、債務超過などの問題に直面する企業が増加し、建設関連の譲渡案件数は引き続き増えています。2020年4月~12月に「ビズリーチ・サクシード」に公開されていた建設関連の譲渡案件数218件の内訳は、リフォーム(27%)、土木(20%)、電気工事(20%)、設備工事(19%)でどれも前年同期比約1.2~1.3倍となっています。

一方で、譲り受け企業が探している譲渡案件の動向を見ると、下流工程企業による上流工程企業のM&Aやその逆、リノベーション会社のM&A、異業種からの参入など、さまざまなニーズがあります。実際に、「ビズリーチ・サクシード」を通じて、コロナ禍の2020年4月以降に複数件成約しており、譲渡企業の年商は数千万円から数億円まで、地域も関東、関西、九州、東北とさまざまです。

また、2020年12月末から2021年2月初旬に「ビズリーチ・サクシード」を利用するM&Aアドバイザーに実施したアンケートでは、今後半年間でM&Aのニーズが増えそうな譲渡案件の業種の4位に「建設」がランクインしており(注1)、今後建設業関連の譲渡案件がさらに増加すると予想します。一方で、2020年10月末から11月初旬に「ビズリーチ・サクシード」利用企業に実施したアンケートにおいて、譲り受け企業の76%が「コロナ禍においてM&Aはチャンスだと捉えている」、87%が「コロナ禍においても、M&Aを前向きに検討している」と回答しており(注2)、譲り受け希望の企業も増加すると予想します。

「ビズリーチ・サクシード」は、M&Aにおける質の高いマッチングに貢献することで、事業承継M&Aが「M&A経営」として普及し、経営戦略における選択肢となるよう努めてまいります。

■2020年4月以降「ビズリーチ・サクシード」で成約した事例の一部

・土木建築工事全般を手掛ける建設会社が、建機リース会社をM&A(譲渡理由:代表者の引退)

・電機関連メーカーが、建設関連製品メーカーをM&A(譲渡理由:代表者の引退) 

・卸売業会社が、建築関連の卸売業会社をM&A(譲渡理由:後継者不在) 

・建設工事全般を手掛ける建設会社が、プレハブ建築会社をM&A(譲渡理由:後継者不在)

・木造建築物の工事会社が、建築工事会社をM&A(譲渡理由:後継者不在)

■2020年4月以降「ビズリーチ・サクシード」に公開された譲渡案件の事例

2020年4月以降に「ビズリーチ・サクシード」に公開された譲渡案件のなかには、総合建設会社、施工管理会社、土木工事会社、道路舗装工事会社、リノベーション事業会社、内装工事会社、空調設備工事会社、設備設計・施設管理会社、電気工事会社など、さまざまです。

 

(注1)ビズリーチ・サクシード「コロナ禍におけるM&A専門家へのアンケート」(調査期間:2020年12月22日~2021年2月2日、回答者:ビズリーチ・サクシードを利用するM&Aアドバイザー90人)https://ma-succeed.jp/content/news/pr/post-2827

(注2)ビズリーチ・サクシード「コロナ禍におけるM&Aに関するアンケート」(調査期間:2020年10月29日~2020年11月4日、回答者:ビズリーチ・サクシードを利用する譲り受け企業83社)https://ma-succeed.jp/content/news/pr/post-2222

■事業承継M&Aプラットフォーム「ビズリーチ・サクシード」について

「ビズリーチ・サクシード」は、譲渡企業と譲り受け企業をオンライン上でつなぐ事業承継M&Aプラットフォームです。譲渡企業は、ビズリーチ・サクシードに、会社や事業の概要を匿名で登録でき、譲り受け企業は、その情報を検索して閲覧できます。これにより、譲渡企業は経営の選択肢の一つとして事業承継M&Aを早期から検討できるため、経営者の選択肢が広がります。

譲渡企業は、登録から案件成約時まで、本プラットフォームの利用料は完全無料です。そのため、コストを気にせず、企業や事業の譲渡を安心して検討できます。また、譲渡企業から相談を受けたM&A仲介会社や金融機関等も、同様に本プラットフォームを無料で利用できます。

譲り受け企業は興味をもった譲渡企業へ直接アプローチできるため、譲渡企業にとっては、潜在的な資本提携先の存在や、自社の市場価値を把握するきっかけになります。2017年11月下旬にサービスを開始し、2021年1月末現在、全国の譲渡案件が累計7,700件以上(公開中3,000件以上)登録され、累計譲り受け企業は6,600社以上です。事業承継M&Aプラットフォームにおいて日本最大級の譲渡案件数となっています。URL:https://ma-succeed.jp/ 

■ビジョナル・インキュベーション株式会社について

「新しい可能性を、次々と。」をミッションとするVisionalグループの新規事業開発を担う。事業承継M&Aプラットフォーム「ビズリーチ・サクシード」、オープンソース脆弱性管理ツール「yamory(ヤモリー)」、クラウド活用と生産性向上の専門サイト「BizHint(ビズヒント)」、未来の経営と働き方を共創するカンファレンス「Future of Work」を運営。2020年2月、グループ経営体制への移行にともない、株式会社ビズリーチの新規事業開発組織を分社化し新設。URL:https://visional.inc/visional-incubation/

■Visionalについて

株式会社ビズリーチがグループ経営体制に移行したことにより誕生。「新しい可能性を、次々と。」をグループのミッションとし、産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するさまざまな事業を展開。「ビズリーチ」をはじめとした採用プラットフォームや、人財活用プラットフォーム「HRMOS」シリーズを中心に、人事マネジメント(HR Tech)領域におけるエコシステムを展開。また、事業承継M&A、物流DX、サイバーセキュリティ、Sales Techの領域においても、新規事業を次々に立ち上げている。URL:https://visional.inc