「withコロナの新しい祝いのカタチ」旅館貸し切りウエディングを初開催 ~ブライダル・写真事業を営む小野写真館が、後継者不在の小規模旅館を受け継ぐ~

プレスリリース

Visionalグループのビジョナル・インキュベーション株式会社(所在地:東京都渋谷区/代表取締役社長:永田 信)が運営する事業承継M&Aプラットフォーム「ビズリーチ・サクシード」(https://br-succeed.jp/)を通じて、ブライダル事業・フォトスタジオ事業などを運営する株式会社小野写真館は、河津桜で有名な河津町にある高級温泉旅館「桐のかほり 咲楽(さくら)」を2020年10月にM&Aで取得し、運営を開始しました。そして、本年2月23日に、「withコロナの新しい祝い」として「咲楽」を全館貸し切った親族10名だけの挙式を初開催しました。小野写真館は、コロナ禍の影響を受け、昨年4~7月に予定されていた挙式の大半がキャンセルとなり、同社の柱であるブライダル事業の年間売上高は4割減でした。このようななか、業態転換により新たな収益源を生むべく、同社はM&Aを通じた成長戦略を打ち出し、本件はその第一弾です。

桐のかほり咲楽ガーデンウエディング■旅館貸し切りウエディングを初開催:少人数・貸し切りで、密にならない「withコロナの新しい祝い」

コロナ禍で既存事業が打撃を受けるなか、小野写真館はビジョンとポートフォリオを再考し、写真を中核に置きながら人が密にならない新事業を模索。その第一弾が、「咲楽」です。「宿泊×写真」と掛け合わせることで、通常営業に加え、このたび、旅館を全館貸し切った親族だけの挙式を初開催しました。

 

■ウエディングプラン:親族だけの挙式、個室の露天風呂でゆったり、河津桜の前でウエディングフォト

・参加者:新郎新婦と家族 合計10名(旅館全4室貸し切り、2泊3日、2月22日~2月24日)

・1日目、3日目:海一望の露天風呂付の個室でくつろぐ

2日目:近隣の神社で神前式、旅館で親族だけのお祝い会食

・2日目:河津桜の前でウエディングフォト撮影 ※カメラマンが3日間密着してアルバムを制作

 

【旅館貸し切りウエディング第1号カップルについて】

新郎新婦ともに茨城県在住(伊豆にはゆかりがないカップル)。新郎の親族が関西在住、新婦の親族が茨城県在住。コロナ禍の影響下で親族が感染者数の多い首都圏を通って茨城県に行くことに懸念があったため、まずは小野写真館がある茨城県で二人だけでフォトウエディングをして、新型コロナウイルス感染症が落ち着いてから家族を招いて挙式をするつもりでした。

 

第1号カップルのコメント

コロナ禍の影響で不安が大きかったなか、諦めていた結婚式が「伊豆の咲楽でできる!」と、思えることができました。もともとは二人でフォトウエディングだけをして、コロナが落ち着いてから何年後でもいいので家族を呼んで式を挙げようと思い、小野写真館さんに相談に行きました。そうしたところ、今回のプランをご提案いただき、私たちにはこれしかない、ぴったりだと思いました。また、結婚式だけではなく、両親への旅行・宿泊のプレゼントにもなっていて、そこがいいと思いました。

 

でも、1月に感染者数が多くなり、家族だけの挙式とはいえ、できるのか、やってもいいか、延期したほうがいいかと、毎日ニュースを見ながら二人で悩んでいました。そのようななか、小野写真館・咲楽のみなさんが、結婚式を盛り上げるようにいろいろ提案してくださったことで、また準備を進めてみようと思えました。そして、2月になり、家族に確認したところ、全員が参加すると言ってくれました。

 

実際に咲楽に足を運んでみて、お部屋の窓から海も桜も見渡せてとてもうれしいです。二人とも初めて河津桜を見たのですが、きれいなピンクで、感動しています。3日間、家族とこの貴重な時間を大切に過ごせることをうれしく思います。

なお、今後、咲楽では、挙式のほかにも、還暦祝い、銀婚式、金婚式など、全館貸し切りの祝いプランを設けることで、祝いのアップデートを実現します。

【事業承継M&A概要】

譲渡企業(譲り渡し企業):高級温泉旅館「桐のかほり 咲楽」(所在地:静岡県賀茂郡河津町)

・事業:海が見渡せる露天風呂、展望テラスがある全4室定員9名の河津町にある高級旅館

・従業員数:調理・接客など6名 ・創業:2006年

・売却理由:創業者であるオーナー(70歳)が後継者不在であったため

↓事業譲渡(2020年10月)

譲り受け企業:株式会社小野写真館(本社:茨城県ひたちなか市、代表取締役:小野 哲人 氏)

・事業:ブライダル事業、フォトスタジオ事業、成人振袖事業などを運営

・従業員数:160名以上 ・創業:1976年(設立:1988年)

 

株式会社小野写真館 代表取締役 小野 哲人 コメント】

小野写真館 代表取締役 小野 哲人

挙式を行えず、涙を流すカップルをたくさん見てきました。河津桜で有名な伊豆の河津町にある弊館は、一つ道を挟めば海が目の前、館内には桜やガーデンがあるので、親族だけの挙式やフォトウエディングに最適です。コロナ禍をチャンスととらえ、通常営業に加え、全館貸し切りのお祝いプランを提供します。たとえば、親族だけで挙式を行い、カメラマンが1日密着し、夜は海の幸を堪能し、ゆっくりと温泉につかる。このたび、この構想に共感してくださったお二人が晴れの舞台に咲楽を選んでくださり、大変うれしく思います。今後は、ほかにも、還暦や七五三、成人式などのお祝いもプロデュースしていきます。その一環として、自然のなかで記念写真を撮りたいお客さまのニーズに応えるため、弊館に併設した1日1組限定のフォトスタジオ「アンシャンテ伊豆」を1月31日に開業しました。そして、弊社は今後も成長戦略の一環として、M&Aを積極的に検討していきます。

 

■これまで「咲楽」が培ってきたこだわり

・客室は4部屋。全室海一望の露天風呂付、食事も個室という点から密集・密接を避けることができ、「withコロナ」でも気兼ねなく過ごせる。

・ひのき・石・陶器など、それぞれ異なった趣きのある露天風呂。

・お部屋は体に優しい天然素材を使用。

(桐や杉の無垢材、けい藻土壁に塗料は天然柿渋)

・食事は地産地消。地元の旬の食材を取り入れた料理を焼きたて・揚げたて・造りたてで提供。

 

■「咲楽」の売却経緯:廃業を検討したが、継続を熱望するお客さまの声を受け、第三者承継を実施

萩原 良文 氏

創業者であるオーナー萩原 良文 氏(70歳)は、息子への承継を検討したものの実現が難しく、廃業も検討したが、お客さまから「続けてほしい」という要望を受け、第三者承継(M&A)を検討。そこで、相談したM&Aアドバイザリー会社が事業承継M&Aプラットフォーム「ビズリーチ・サクシード」に登録し、2020年7月初旬に小野写真館から連絡を受ける。その約1週間後には、小野社長が「咲楽」を訪問。おもてなしでお客さまに感動していただくことを大切にしてきた萩原オーナーは、小野写真館の「笑顔、幸せ、感動」の理念に共感。「この小さな4室が素晴らしい。温泉旅館に加えて、今まで培ってきた写真技術やブライダルのおもてなしの相乗効果をもって新ビジネスにトライしたい」という小野社長の熱い思いを受け、これまでにない「咲楽」の利用に期待。今後も全従業員の雇用を維持。

 

■「withコロナ」時代の「価値ある事業を未来につなげる」成長戦略M&A事例(他地域・異業種)

ビジョナル・インキュベーション株式会社 ビズリーチ・サクシード事業部 事業部長 前田 洋平 コメント

今回の地域を超えた写真館と高級旅館という異業種の成約は、「ビズリーチ・サクシード」ならではの事例です。M&Aアドバイザーによる提案の場合、同地域・同業種のマッチングが多い傾向にありますが、インターネットのM&Aプラットフォームは、全国のさまざまな業種の企業の経営者同士が直接やりとりできるため、他地域・異業種のマッチングが多く生まれています。

 

また、譲り受け企業さまは、これまでは譲り受けたい事業をある程度定めてから、それに該当する企業を探すケースが多く見受けられました。しかし、「ビズリーチ・サクシード」では、譲り受け企業さまはさまざまな業種・地域の譲渡を検討する企業の情報を実際に閲覧することで、思いがけない可能性に気づき、新しい事業を生み出すことができます。今回の事例も、「withコロナ」をチャンスととらえ、新たなチャレンジを構想されていた小野社長だからこそ想像できた咲楽さまの未来なのではないでしょうか。実際、咲楽さまを内覧された3社のうち、1社は全国で数軒旅館を運営している企業(最高金額を提示)、もう1社はコロナ時代におけるリモートワークの拠点として活用を検討していました。そのなかで、咲楽の萩原オーナーは、企業理念と新たな可能性に共感し、旅館運営の経験のない小野写真館さまを選ばれたそうです。本事例は、「ビズリーチ・サクシード」のミッションである「価値ある事業を未来につなげる」をまさに表す出会いです。

 

そして、「ビズリーチ・サクシード」では、譲り受け企業としての利用者さまの約7割が経営に携わる方で、自ら積極的に活用されています。経営者同士が直接やりとりするケースが多いため、判断のスピードが速く、半年未満で成約する事例が多々あります。今回も、コロナ禍の影響下にもかかわらず、3カ月というスピード成約となりました。今回の事例のように、今後は「withコロナ」「afterコロナ」の「ニューノーマル」を見据えた成長戦略としてのM&Aがさらに増えていくと予想しています。

 

■株式会社小野写真館について https://ono-group.jp/index.html

企業理念はお客さま・地域の皆さまに「写真」を通じて「笑顔」「幸せ」「感動」をプロデュースすること。sheAco事業本部(フォトスタジオ事業・成人振袖事業)とブライダル事業3事業を運営主体とし、「マタニティフォトや誕生記念」「七五三」「成人式・ハタチの集い、卒業式」「結婚式」と一生に一度の幸せの瞬間をカタチに残し、今日までになかった1枚の写真を残すお手伝いをする。15年前より茨城県内そして神奈川県内・千葉県内へと店舗展開を始め、現在フォトスタジオ事業11店舗、ブライダル事業10店舗、成人振袖事業12店舗の合計33店舗を運営。

 

■伊豆河津の隠れ宿「桐のかほり 咲楽」について http://www.kawazu-sakura.com/

桐のかほり咲楽外観

■伊豆半島のロケーション専門フォトスタジオ「アンシャンテ伊豆」について https://enchante-izu.com/

 

事業承継M&Aプラットフォーム「ビズリーチ・サクシード」について

「ビズリーチ・サクシード」は、譲渡企業と譲り受け企業をオンライン上でつなぐ事業承継M&Aプラットフォームです。譲渡企業は、「ビズリーチ・サクシード」に、会社や事業の概要を匿名で登録でき、譲り受け企業は、その情報を検索して閲覧できます。これにより、譲渡企業は経営の選択肢の一つとして事業承継M&Aを早期から検討できるため、経営者の選択肢が広がります。

譲渡企業は、登録から案件成約時まで、本プラットフォームの利用料は完全無料です。そのため、コストを気にせず、企業や事業の譲渡を安心して検討できます。また、譲渡企業から相談を受けたM&A仲介会社や金融機関等も、同様に本プラットフォームを無料で利用できます。

譲り受け企業は興味をもった譲渡企業へ直接アプローチできるため、譲渡企業にとっては、潜在的な資本提携先の存在や、自社の市場価値を把握するきっかけになります。2017年11月下旬にサービスを開始し、2021年1月末現在、全国の譲渡案件が累計7,700件以上(公開中3,000件以上)登録され、累計譲り受け企業は6,600社以上です。事業承継M&Aプラットフォームにおいて日本最大級の譲渡案件数となっています。URL:https://br-succeed.jp/

 

ビジョナル・インキュベーション株式会社について

「新しい可能性を、次々と。」をミッションとするVisionalグループの新規事業開発を担う。事業承継M&Aプラットフォーム「ビズリーチ・サクシード」、オープンソース脆弱性管理ツール「yamory(ヤモリー)」、クラウド活用と生産性向上の専門サイト「BizHint(ビズヒント)」、未来の経営と働き方を共創するカンファレンス「Future of Work」を運営。2020年2月、グループ経営体制への移行にともない、株式会社ビズリーチの新規事業開発組織を分社化し新設。URL:https://visional.inc/visional-incubation/

 

Visionalについて

株式会社ビズリーチがグループ経営体制に移行したことにより誕生。「新しい可能性を、次々と。」をグループのミッションとし、産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するさまざまな事業を展開。「ビズリーチ」をはじめとした採用プラットフォームや、人財活用プラットフォーム「HRMOS」シリーズを中心に、人事マネジメント(HR Tech)領域におけるエコシステムを展開。また、事業承継M&A、物流DX、サイバーセキュリティ、Sales Techの領域においても、新規事業を次々に立ち上げている。

URL:https://visional.inc

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