「親族ではなく、第三者へ会社を譲渡 社長がM&Aを選んだ理由」

譲渡
  • 案件:ホースと継手の加工販売
  • FA: インテグループ株式会社
株式譲渡
譲り受け
企業: 日本ニューマチック工業株式会社

経営者の思いを繋ぐ職人たち

皆様、こんにちは。M&Aプラットフォーム「ビズリーチ・サクシード」が2017年11月にリリースし、早いものであっという間に1年がたちました。

今回は「ビズリーチ・サクシード」上で初成約が実現しましたM&A仲介会社様をご紹介させていただきます。

 

完全成功報酬制M&A専門会社、インテグループ様について


ーー :事業承継の問題が深刻化する昨今、業種柄、業務量が多く、難しい業務を手掛けるM&A仲介会社のなかで御社の「完全成功報酬制」は業界全体に一石を投じたと思われます。会社理念に掲げていらっしゃる「完全成功報酬制」を導入したきっかけを教えてください。


藤井社長
:M&A仲介会社の料金体系は大きく分けて、「着手金」「中間金」「成功報酬」があり、このうち着手金、中間金はM&Aの成立前にいただきます。依頼主からすると着手金、中間金を支払うことはハードルが高いうえ、「支払ったのに決まらない」というケースも多数あります。

弊社は完全成功報酬制を採用しているため、売却の相談を持ち込まれても売却できないと判断した場合は受けないほか、依頼主に「その売却額は難しいですよ」、「現実的にはこれぐらいでしか売却できません」と正直にお話しをし、お互いが納得したうえで仕事を受けております。

以前他のM&A仲介会社に譲り受け先を依頼し、着手金を払ったが結局譲り受け先の紹介をいただけなかったというR社からの依頼に対しても、弊社では成約が十分に見込めたため、3カ月で買い手候補を複数紹介し、早期にM&Aの成立を実現し、依頼主の期待に応えることができました。


ーー :完全成功報酬制を実現するにあたり、御社のコンサルタントの皆様がカギとなっている印象ですが、その特徴を教えてください。


藤井社長
:大きく分けると2つあり、1つはコミュニケーション能力が非常に高いことです。依頼主である経営者は年配かつ個性豊かな方が多いですが、そのような経営者の懐に入り込めなければいけません。

また、売却を考える中小企業の経営者は、必ずしもM&Aに詳しいわけではないので、M&Aに関して誤解していることがあれば、弊社のコンサルタントは専門家として、「このようにしていただかないとM&Aを進めることはできません」と、ご説明しなければいけません。そのため、「気に入っていただく」ということと同時に「言うべきことは言う」という、高度なコミュニケーションが求められます。

もう1つは、われわれはさまざまな資料を入手し、分析してまとめるという作業を素早く、正確に行う必要があるため、情報処理・判断能力が求められます。
その他、弊社は会社理念に掲げる通り「誠実さ」を強みとしているため、それに合致する人間性も採用ポイントになります。

代表取締役社長 藤井一郎 様


ビズリーチ・サクシードのご利用による成約第1号


ーー :このたびはビズリーチ・サクシードをご利用いただいてのご成約、誠におめでとうございます。今回ご成約に至った案件ですが、交渉にあたって難しかった点を教えてください。


依田様
:依頼主との関係構築と、専門家として現実的な面を伝え、ご理解いただくところです。依頼主である株式会社立山高圧工業の坂本様は70歳を超え、ホースや継手のコレクターであり職人かたぎの方です。M&Aの進め方については関係を築いたうえで依頼主のお人柄を考慮し、徐々に現実を把握していただけるよう調整したところが大変苦労しました。


ーー :依頼主に現実面を伝えるにあたり工夫されたところを教えてください。


依田様
:依頼主にご理解いただけるよう、買い手の立場になって考えていただきました。具体的には、売り手側が「5億円で売りたい」(M&Aの相場としては高値)と仰ったとします。依頼主に対し「社長が買い手だった場合、5億円で買収しますか」と質問をします。依頼主は「いやいや、買わないよ。3億円ぐらいかな」という流れです。あえて売り手目線ではなく、買い手目線で自らの会社を自己分析していただくことで現実を理解していただきました。


ーー :本件がご成約に至ったポイントはどんなところでしょうか。


依田様
:ビズリーチ・サクシードで出会った買い手企業の日本ニューマチック工業株式会社様は年商100億円以上で一定の会社規模があり、かつ依頼主である立山高圧工業様と業種が近しかった点がポイントであったといえます。また、立山高圧工業様と日本ニューマチック工業様の経営者同士がお互いの業界をよく理解しており、最初のトップ面談から波長が合っているように見受けられました。
そして、日本ニューマチック工業様からご提案いただいた譲り受け後の経営戦略には納得感があり、イメージしやすかったです。


ビズリーチ・サクシードをご利用するにあたって


ーー :ビズリーチ・サクシードを利用する決め手となったポイントを教えてください。


藤井社長
:決め手は2点あり、1点目はハイクラス転職サイト「ビズリーチ」を利用していたご縁です。ビズリーチの登録者は優秀な方が多く、コンサルタントの採用に活用していたため、株式会社ビズリーチに対しては信頼感がありました。

2点目は弊社の依頼主である売り手様にとって有効なものと考えたからです。もちろん、弊社も相当数の買い手候補企業の登録がありますが、依頼主にとって優良な相手を探すことを考慮すると、選択肢は多い方が最適と考えました。実際、立山高圧工業様の成約事例においても、弊社が自らつけた買い手は数社あり、ビズリーチ・サクシードにて募った買い手が日本ニューマチック工業様で、最終的には日本ニューマチック工業様が選ばれました。


ーー :御社には早い段階でご利用をいただきましたが、利用開始当初の使い勝手はどうでしたか。


依田様
:他のプラットフォームと同タイミングで利用を開始しましたが、ビズリーチ・サクシードは良質な買い手が多く、ハイクラス転職サイト「ビズリーチ」のコンセプトから、登録される企業のフィルターが適切に行われていると感じ、以降も安心して利用を続けることができました。

また、買い手の担当者は決定権を持つ方が多いため、スピード感をもって交渉することができ、先ほどお話しした成約事例においても、社長自らビズリーチ・サクシードを利用されていたため、早期に話がまとまりました。


ーー :ありがとうございます。お話の通り、ビズリーチ・サクシードは即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」をご利用のお客様に多くご登録を頂いております。そのため、買い手は成長志向が強く、経営戦略としてM&Aを導入・検討している企業が多いです。

コンサルティング部マネージャー 依田真輔 様


ビズリーチ・サクシードに期待すること


ーー :ビズリーチ・サクシードへの要望・意見等がございましたら教えてください。


藤井社長
:1点目は、「良質な買い手」を希望します。良質な買い手とは、売り手のオーナー社長および従業員を尊重する買い手ということで、買収後に従業員のやる気を引き出し、育成に力を入れるような買い手です。そのような経営者が増えれば、日本のM&Aマーケットはより一層大きくなると思います。

2点目は、買収意欲が強く、成長意欲のある地方の買い手を開拓していただきたいです。事業承継の問題は全国で起きており、弊社の買い手候補も首都圏を中心に関東、大阪、名古屋等の大都市にある企業が比較的多いため、地方の有力な買い手の発掘をしていただければ幸いです。


依田様
:御社はPMI(買収後の統合)以降の人材面で支援ができ、引き続きつながりを維持することができるため、御社と連携を図り、数年後の買収ニーズを把握し、クライアントに対して中長期的に貢献できるよう取り組みたいです。

今後の戦略について


ーー :今後の取り組みについて教えてください。


藤井社長様
:理念に掲げております通り、完全成功報酬制のM&A仲介会社として圧倒的なリーディング企業になるよう取り組んでいきます。完全成功報酬制は、単に依頼主にとってリスクがないというだけでなく、ベストな買い手を見つけることにもつながるので、特に売り手の依頼主にとっては圧倒的なメリットがあります。ただ、業界全体では、完全成功報酬制はまだまだ広まっていないため、弊社がそのなかで実績を積み重ね、認知していただけるよう精進します。